冒険と計算

2012/03/20 13:51
というのは、故武田泰淳氏の作品名だそうで、現在古書でしか入手不可能な模様。
私は未読なんですが。

これは大変解りやすいなと感じたのは、占星術フィルターで。

「冒険」は木星、射手サイン、9ハウス。
「計算」は土星、山羊サイン、10ハウス。

という具合にさっそく脳内変換されてしまうのです。

これはまさに大人になってからの醍醐味と言えるのでは。
どちらも「意思的」に「やる気」という要素がないと出来ませんね。

愉しく思い描いて、形にするために頑張りたい要素とも言えます。

つまりMC要素なわけですが、その人が現実世界でやってて愉しく前向きになれるけれど、
形に残すにはそこそこハードルや条件設定している場、です。

この地上では常に冒険と計算とが繰り広げられて、丁々発止のやり取りが個人の内側外側で。
思ったことのすべてが叶うとは限らないけれど、
削ぎ落されて残った何かが価値(勝ち?)と取ることも出来ます。

子供や学生の時期ではこの感覚は得られませんから、
ここまで来たか、な印象を得るのは年齢域では木星期の45歳以降。

その時はどんな境遇であれ、自分に取っての豊かさとか余裕とは何か、
「等身大」の自分を知る時期が始まったと言えるのでしょう。

社会という俯瞰する場所を経験した後だからです。

太陽期や火星期というがむしゃらに自分を出してきた時期が終わって、
これからの身体の使い方や頑張りどころが変わっていくと。
ここでリカバリーという時期でもあります。

以前にもエントリーしましたが、
その後に訪れるノードのハーフリターンを迎えるに当たっての準備としてもいいです。
更年期とはなんぞや、というとこの時期に当たります。

木星のディグニティが射手、エクサルテーションが蟹であり、
土星のディグニティが山羊、エクサルテーションが天秤ということは。

共通して言えるのは、これらのサインの空気が持つ意味は、大人の時期を豊かに過ごす鍵。

挟持というのは両方で支え合うという意味だそうですが、
木星と土星は基本支え合わなければ本来の意味を発揮できないとも言えます。

MCは支え合った結果を表示する場でもあるのかもしれません。

「冒険」と「計算」は一人っきりでは出来ない話かもしれません。
頑張る、というのは自分一人だけのためには出来ない話だからです、実は。

個人的ではない、誰か、とか社会や対人関係の最中で初めて発揮しやすいと感じる辺り、
ソーシャルプラネットはパーソナルプラネットの使い方や制御を教える役割を担っているな、
という感じです。

木星土星のどちらもガス惑星で、
太陽や月、水星金星火星といったパーソナルプラネットのような地球型惑星とは別タイプ、
という辺りからしても解りやすいです。

空気を読む、という辺りを教えているのかもしれません。
MCとICの対比を観るとよく解る。
知性を社会に表現するには、まず個人的な感情を無視せず侮らず、真面目に扱う必要がありますが、
その知性と感覚のバランスが上手くいった時、大変ハマった表現を得たりするのです。

それが「的を射る(得る)正鵠を得る」というヤツかも。

人はその時々の空気とタイミングを読み、感じながら、
地上で冒険と計算を愉しみ繰り広げて生きるようです。



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