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sota de copas

Cool Struttin' (Saturn & Venus)

NHK教育で今月いっぱいまでやっている「ティム・ガンのファッションチェック」、
ベタな番組名ながら大変気に入っている。

それまでホステス役のスーパーモデル、ヴェロニカ・ウェブは名前ぐらいは知ってたんだけど、
ティム・ガン(Tim Gunn)最初に観た時にいいと思ったり。
クールそうに観えて、なかなか熱い男なのね。

先週観ていて、ティムってあのレギンスって嫌いなのね。
オーマイガッ!と空を仰いでやる気無くすー!ってな具合。

世の男性はレギンスというアイテムが理解できないと思う。
実は私も。 女だけどさ。 心の底が男らしいので。

なんであれをスカートの下に右へならえと、こぞって履くのかと。
いいじゃん、生足で。 それかタイツかストッキングのがまだいいんでは。

いや、一枚だけ持ってるんです。
でも一度履いただけで、別にこれいらないやって。 
なんかこの中途半端感はなんだ。
あの裾のレースとか、やっぱり変。
皆して履いてるもんだから気付き難いけど。

十年程前にカルソンってのが流行った。
まあ、どう見ても真っ黒な股引というか。
スパッツをおフレンチかぶれな連中がカルソンなどと言い換えたのです。
別にいいだろ、スパッツで。
(今やそこそこ脚線美なオカンは豹柄を好む場合もあるな...。)


そんなレギンス嫌いのティムの提唱する10の基本アイテムが理にかなっている。

ベーシックな黒のワンピース
トレンチコート
クラッシックなドレスパンツ
スカート
ジャケット
クラッシックな白いシャツ
ワンピース
カシミアのセーター
ジーンズ
リラックスウエア(ただし洗練されたもの)

このうち、自分は昔も今も着たくないのはやっぱりジーンズだな。
実は産まれてこのかたデニムって身につけた事が無い。
素材からして自分の世界のものじゃないって感じで。
なのでこの内の9のアイテムでいいな。
トレンチコートは今まで関心なかったけど、欲しくなった。

バーバリーなんかでなくていいからZARA辺りのでいい。
スプリングコートやシャツワンピースみたいにして着られるアイテムだし。

彼とヴェロニカが何より嫌っているのが、「若作り」。
ほんと、前からずっと私もことある毎に書いてしまうけど、
実年齢を尋ねられても隠したがる人って大人げない。
あきらかにその年よりも下の世代が着そうなアイテムを、
ただ可愛いから好きだからというだけで調子こいて着ている人が嫌なんです。

若さなんてのに必死ですがりついてる姿はみっともない。
若さ≒バカさなのに。
まあそんな愚かさも時には魅力にうっかり思えるときもないこともない。
音楽でも1st Albumの若さで突っ走っちゃった、
そんなうっかりな味わいは答えられない魅力満載だったりする。

でも基本、若さを強調、若作りする人は自分に自信持てないからだと思う。
しんどくても時間を掛けて自分ってなんだろうって思ったり、
そんな一見するとメンドクサイとこをすっ飛ばして、
結果や美味しいとこどりしようしてる気がするんです。

可愛いという言葉に過剰に反応して安直に「大人可愛い」(すんごいスイーツ(笑)な見出し)ってのを、
未だに目指そうとして無茶してる人とかなんか激痛。
いや、可愛いとか天然いうのは計算外のとこからしか現れないから。

価値ってのは若さと反比例しがちなとこあり。
自分が価値ある存在かどうかってのを誰かに言って貰いたいのかなあ、とかね。

若作りや若さなんて過去の遺物にすがりつく人に洗練なんてお宝、
永久に手に入らないもんねえ。
若さとバカさと、結果出来上がった若気の至りなんてのは、
その場に置いてかつてはそうだったと認識したら、静かに立ち去るのが大人の心。

ティムとヴェロニカにキツいことを言うかも知れないよ、と釘を刺された上で、
それでも綺麗に成ろうと承知した人達は皆いい顔してる。
メンタル面からのアプローチでその人のコンプレックスを解消していく辺り、
なんともイニシエーションだなあ、と。
でもそういうお膳立てがある方が解りやすいんです。
何かを決心するには、その時々の記念日的な状況を仕立てておいた方が解りやすいので。

そして、ティムの提唱する10のアイテムには、
基本ながらもヴィンテージ感のあるもの、という共通項があるのに気付いた。
音楽で言えばブルーノートなんかのそれに近い。
ジャケットイメージはSonny Clarkの" Cool Struttin' "なんて解りやすい。
勿論、私はこの有名過ぎるジャケットの作品を聴いた事がまだない。
まあこれ聴く頃にはトレンチとヒールが似合う女になれたらねえ。

ヴィンテージ、その人なりの洗練美というのは、若作りに汲々してる人には永遠に手に入らない遠い遠い星みたいなものかもしれない。
なにより手に入れるのに時間が掛かる。
その間は醜いアヒルの子な自分を見せつけられ、打ちのめされる。
そんな自分を受け入れる器ができるまでの道のりには、
やっぱりそれなりの儀式的シーンも必要な気がする。

実は足をぴったり覆ってしまう布アイテムが苦手。
ヒールももう何年まともに履いてないのか。
ストッキング、タイツ、靴下も家ではさっさと脱いでしまう。
リラックスできないのよ。
リンパ系がダメダメらしい体質のと何か関係あるのかねー。

実はこの番組、一時間のとこを25分ぐらいに編集して放送してるらしい。
どうりでスピーディな展開だと思ったよー。
もったいない気がする。 できればフルヴァージョンで観たいー。

Tim Gunn

Timothy M. Gunn (born July 29, 1953) Washington, D.C. Birth time unknown

http://en.wikipedia.org/wiki/Tim_Gunn

http://horoscopes.aol.com/celebrity-astrology/tim-gunn

土星なティム、金星なヴェロニカがパーソナリティをあますところなく体現してます。

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コメントコメント


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この番組、噂で聞いたことあります!
かなり好評だったよーな。
すっかり忘れてましたけどねw

決して若作りとかじゃなく、
私はジーンズかジャージしか履けません(^^;

だってラクなんだもーん><

peaarlmaple | URL | 2009/04/18 (Sat) 01:42 [編集]


ジーンズはおしゃれアイテムに入ってますよ。
リラックスウェアも洗練されているものが必要ということで。
ジャージだってかっこよく着ていればOKなわけですよ。

今月いっぱいだけ木曜の夜9時半と、金曜の昼前の再放送ですね。
観られてラッキーでした。 目から鱗って。 
ヤバい面白さ。

いまさらなアイテムをちゃんと着られる人は今や殆どいないんですね。
今や黒のシンプルなワンピースって街歩いてても綺麗に着て歩いてる人見かけない。

「年相応」が一番大事って、自分自身があるのかどうかという話みたいです。
トレンチも着るには姿勢からして真っ直ぐ堂々としてないと。
着る人の姿勢が見た目にそのまま服のチョイスってことかもしれません。

白猫 | URL | 2009/04/18 (Sat) 09:09 [編集]


いつもこのブログみながら1人でウケています。

今回は若さ≒バカさなのに のフレーズが特によかったです。

私の場合は若作りしたくても、年齢を重ねるとそういうのが似合わなくなるという自覚があるからしません。

本人が幸せで似合えばいいと思う。田辺聖子さん、好きだしね。
ただ若さにしがみついた若作りは、みててもやだ。
たしかにバカっぽい。
いいきっちゃってスイマセン。


ぴっぴ | URL | 2009/04/18 (Sat) 12:29 [編集]


私は未だまともに読んでないのですが、おせいさんは人として好きですね。
あの人のはファンシー趣味は若作りではなく、確固としたスタイルになってますから。
本当にあの人は凄い。 器が違う。
先日これもNHKのインタヴューで拝見しましたが、
少女の可愛さと底意地の悪さとをよくよくご存知で両方とも愛している人みたいです。

年相応というのが、一番無難で美しく見えるという事実。
なので、ティムの提唱は万民ウケするアイテムのみに絞ってあったり。
それを超える程のスタイルを身につけるというのは、一朝一夕にはなかなか...。

白猫 | URL | 2009/04/18 (Sat) 20:56 [編集]


 
 

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