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sota de copas

天然

他で書いた日記が我ながらなんとなく面白い気がしたので、
ちょいとここにもコピーして載せてみると。

岡崎京子ってやっぱり好きだねえ。
未だに本屋ではずっと河出のムック本が平積みで売られている。

彼女は潔い小娘を書かせたら天下一品だった。
過去形なのがちょっと寂しいんだけど。

岡崎京子―総特集 (KAWADE夢ムック)岡崎京子―総特集 (KAWADE夢ムック)
(2002/03)
不明

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ムックを立ち読みでパラパラと眺めていたら、
制服をマイクロミニに改造したルーズソックス女子高生ちゃんへの脚寒くないっすか?という問いかけに、
「これが仕事っスから!」とキッとした顔で言わせているわけです。

女子高生ちゃんのピアスまとめて4、5個ぶち込んでる耳たぶが眩しいね。
こっちまでピアス孔増やしたくなるな。
こんな1ページ漫画が描かれた頃は渋谷にはチーマーなんて一人じゃなんにもできんクソガキがたむろして街を汚し、
援交という言葉も定着したころだったと思う。

(ご存知の通り女子高生ちゃん=援交という間抜けな公式ではなく、
 世間的役割をその人なりに飲み込んで受け入れてる器の大きさって奴の結晶が「仕事っス。」の一言。)


「私たち、主婦で、ママで、女です。」という何度見ても気持悪いCMがあるわけだけど。
このメーカーがTOYO○A(伏せ字になってないが)というのが、なんかこう...。

あれはVE○Yって雑誌の世界か、ママ友って立ち位置の連中でしょうか。
私なら強欲さを正直と脳内変換してんじゃないかとマイナスな感情が湧くのだけど、
岡崎なら二十一世紀なった今、どんな風にこういう女達への愛情を描くんだろう。
どんな台詞を語らせるだろう、とふと思った。

自分が嫌いな人間にだって、それぞれに愛はあるし、肉体もあれば生活だってある。
いまここで生きてるのに変わりはない。

私はこの人の真っ正直な人の見方が好きなんだろうな。
彼女の凄いとこは、不特定多数にウケたいってんじゃなくて、
これは自分がやらにゃならん役割だろうというのが解って、
それがキツい話でも引き受けられる人を応援できるんだな。

それが一般ウケし辛かったり、世間から後ろ指刺されるかもしれない立ち位置の人に対しても、
まったくもって真っ直ぐ基本明るく観ているという。

人は、世の中は、本当のとこ信じるに限る、と。
そんな達観といえば大袈裟だけど、人の生命力を信じてるんだなあと。
大雑把でこなれたタッチの線に、絶妙な間とズレのある色彩と空間で見事に表現してしまう。
確かな信頼と愛情があるのだなー。
なんかクソ真面目で律儀な職人仕事だと思う。


ま、あれだ。
その対極いてそうなガーリーとかナチュラルとかオーガニックってのを中途半端にオサレとかおしょれアイテムとしている人からはどうしても逃げたい。
小動物的な可愛さをアピールするクセとだいたいセットになってるのが痛い...。

この手の「これが仕事っスから。」という肚の括り方が出来そうもないのに図々しい人々って一番避けたいのだ。
なんかねえ、上手く言えないけど、もの凄い空気出してるからね。


散々な言い草してますけど、雑穀など嫌いじゃない。
てか、好きです、本当はね。
世間的にやたら健康志向とか無農薬有機栽培みたいなのに、
あっさりしっぽ降るのは嫌なだけですが、
炭水化物は本当に大好きだから。

人前じゃー値段高過ぎだろーよとか、銀シャリより変に敷居高いのどうよって憎まれ口叩きますけど。
たまーにだけど雑穀入りご飯炊いたり、玄米炊いたのを買って食べる事もある。

美味しいと思いますよ、穀物の味の濃さってのぐらいは感じます。
私の胃腸には厳しいので、たまのイベントって感じで食べるぐらいでちょうどいい。

上手くて栄養あるんだろうけど、オーガニックなんてのは基本そんなに優しくはない気がする。
むしろキッツいもんですね、自然ってね。

そんなキッツい、融通きかない自然ってやつから、
自分に都合の良いとこ取りみたいなことはしたくないし、できる筈もない。

なんてのをね...。
今更スピとかなんとか声高に言う人達というのは、
オーガニックな生活するアテクシみたいなテイストの人とどこかが似てる気がする。
なんかつっこみ入れられそうな気もするけど、まあいいか。
器がちっせー奴ですんません。

あ、そういやここで好きな本の話になった時って、
いわゆるスピ系って本は殆ど紹介してないね。
自分でもその手の本が何故か読み辛い今日この頃。
なんかこの手の本、妙な空気感じる気がするんだけどー。
念の強さってのかな、なんか自分だけが正しいみたいな押し付けがましさもウザー。

だからこの手の本は読んだ後は、大半は古本屋に叩き売りしてるな。
その日のうちに30円で売り飛ばしたのもあるし。
タロットと占星術関係の実用書ぐらいか、ちゃんと手元に置いてるのは。

ほんとはそんなが自分の中でいまさら感バリバリだからだろうなあ...。
祝詞だの真言だのを真剣に唱えてあれこれしたがる人を、
ふーん、としか見られないのってなんなんだろう。
自分はそう言う事全然出来ないのに。

リアル生活で突き抜けてる人との話の方がよっぽど愉しいし、
修行だ瞑想だと張り切ってる人の傍に行くことがないし。
占いなんてやってりゃ、本気でそういうことしてる方がいいだろうに。

なのに、「これが仕事ッスから!」ってな、おっとこまえ女子高生ちゃんとか、
テレクラのサクラのバイトでカレー作りながら客の相手をしてる女の逞しさにほれぼれ。
そんな突き抜け方してる人の方が、スピってのにどっぷりな人より好きだったりする。

一見して実用一点張りなことばっかり言ってる人の方が、
その言葉の一つ一つが高邁な精神の賜物なんだな。
素晴らしいエネルギー放っておるよ、中途半端なマントラや祝詞あげるよかね。
市井の中で現実と向き合ってる人こそ、その突き抜け感がハンパねーんだわ。 
この前のエントリーにもあるけど、文句無しにカッケー!って人は輝きが違うのよ。

「カッコいい」の基準ってのがしっかりあるかどうかがキモらしいです。

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