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Tarot CardとAstolorogyのフィルターを通して観る  この世界への感想文とこの世の記憶帖
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星を食べる
2018-10-31 Wed 09:15
第3図火星(マルス)をみよう。
平和な村に突如として軍隊が侵入する。
中央では両手を縛られた村人が今やふりおろされんとする剣におびえ、左下では倒れた巡礼の首にあわや剣が突き刺されんとしている。(中略)
「第三の火星、それは暑く乾燥し......蠍と雄牛を徴としている。火星が力をふるう時、戦と苦難がはじまる。
火星の下で生まれるものは、怒りやすく、やせて、不機嫌である。気性が激しく、戦闘的で、喧嘩好き、盗み、殺人、詐 欺にあけくれ、突き刺し、打つことを戦で学ぶ。顔は褐色で少し赤く、やせこけている。
......小さな歯と少ない髭、身長は高く、皮膚は固く、火の手があがるところには必ず火星の子らがいる。」

「中世の星の下で」阿部謹也 著 ちくま文庫
火星

うーん、どう見ても「雄牛」占星学的には牡羊の間違いですね、原典を当たらねば確証が持てませんが。
南独のヴォルフェッグ家に伝わる1480年頃に成立と思われる羊皮紙の文書「ハウスブーフ」(家の書)からの抜粋。
惑星を遊星と表記しているあたりも時代的なものを感じさせたり。
やはりドイツ語の復習必須か。( ・`ω・´)

「中世の形成」森岡敬一郎 池上忠弘 翻訳 みすず書房 からの引用も、
「(前略)そして一月一日にはアルトフィラックス(牛飼い座の主星)のひざで輝く星が修道士館の第一の窓と第二の窓の間の空間と同じ高さにあって、いわばその屋根の頂の上に横たわっているのをみたら、燈灯をともしに行け」

これもアークトゥールスが正しいはずなので、原典を見ないとなんともですが。
方言にしてもフランス中部地域でアルトフィラックスという呼び方があったのかどうだか。
十一世紀オルレアンのとある修道院で夜の見張り役に与えられた礼拝や鐘を鳴らすタイミングなどの指示書だそうで。
んじゃフランス語もやらなきゃじゃん...。 じゃあその辺りも勉強できるようにしてちょんまげ。 (´・ω・`;)ダレニイッテンノ

それはともかく。
実に豊かなイメージを想起させる、これは識字率が低かった時代ゆえ、イマジネーションが膨らみやすかったかも。
その辺、ヴィジュアルや音楽(海王星)の助けで啓蒙(木星)がなされていたのだろうと。
これもまたいずれそんなお話書いてみるかも。(-ω-)

冥王星発見以前は蠍も火星がルーラーだったわけで、今は副支配星サブルーラーとなっているので両方観る。
冥王星(火星のハイオクターヴ)は意識、火星は現実的な行動など見えやすい方に影響出るかも。
火星でも牡羊とはその出方が違うのは、水のサインでなおかつ火星という火が作用するところ。
熱湯やマグマといった物質的、皮膚感覚の熱さや火傷を想起させますな。(・ω・;)

牡羊のような痕跡や執念を残さない衝動のような熱意はどちらかといえば火のサインである精神論の発芽みたいなもので、
まさに火花、直感。
蠍だとこれが持続したり、感情や肉体への直接の影響に出やすい感じ。
後に冥王星が取って代わるというのは実に象徴的だなと思います。
ましてサイン的に牡羊と蠍サインはインコンジャンクトという、まるで関わり合いのない関係性なので。
これは金星における牡牛と天秤サインも同じく、全く別次元での話が火星と金星にはそれぞれあるわけで。
情熱と愛はそれぞれの世界観によってその表現や表出がどれほど多彩かということかも。( ・ω・)(・ω・ )ヘー

火と水、噛み合わなかったり、関わるにはお互いに歩み寄り積極性と相互理解という働きかけを各々で出さなねばならない。
普段とは違う何かが必須なところで、一つの星の力を現実で分け合っているのがヒトの心かも。
火星は熱く激しいですな。 普段なら避けたいところ。
凶星マレフィックとされるのも、まさに取扱注意な事象であったり。
年齢域が35歳前後から45歳前後というある程度は社会経験や挫折といった経験値を持った時だったりする。
熱意というものの使い方を知り始めた時期に当たるのは、そんな配慮もあるのだなと。ヽ( ´ω` )

十月下旬から十一月中旬までが太陽蠍運行の時期、
火星と冥王星な空気を纏うのがこの晩秋の日照時間も減ってネガティヴになりがちな時、
太陽の品位が 凶星ならぬ強勢strongの時期でもあるのは不思議なことですが。
月の品位は蠍サインで失墜するけれど、太陽は強くなる。
実は火星はその人の公の場で発揮する本質を後押しするエンジン、熱き血潮(火星の象意)だ。
牡羊で太陽の品位が高揚すること然り。
自分の前向きに使えるエゴをこの日の短い強勢の時こそじんわりと。
本来こうありたいと願う自身の中の何かを見たり蓄えたりするのかも。ヽ(•̀ω•́ )ゝ

ドス黒い何かと対面するとか。
深淵に向かい合う時期でもあるのかも。
そこは何かが産まれるかもしれない場でもある。
何かが蘇ったり、すべてが無に帰すかのどちらかだったり、物事を徹底し極端にしてしまう。
もはや後戻りもできない、退路が絶たれる。
鬼が出るか蛇が出るかといった空気も孕みつつ、隠された宝があるかもしれない場でもある。(冥王星)
ハイリスクハイリターンもいいとこですが、本来の価値あるものを手に入れるには何かを捨て去らねばならないか、
と言った思いを持ちやすい空気の場でもある。
何かが復活する可能性も孕みつつ、それは全く別の価値や目的を持ったものとして再び現れるかもしれない。
「失う」というのは何なんだろう。( ・ω・)ノ(´・ω・)、

だけど、火星がそこに勇気や情熱での後押しをするというのなら、それは理にかなっている配置。
それが天の配剤というものかもですな。
今年は十一月には木星が射手にルーラー回帰、土星も山羊で共にディグニティ。
海王星、金星も現在魚、天秤で同じくディグニティ運行中。
現実が真っ当に動き出すのか。(`・ω・´)

星の煌めきをポイっとひとくち。
あとは命懸けになるかもだけど、おたのしみってことで。

゜*。.。*゚+.*.。☆.。.:*・゜ 。*:゜☆ヽ(・ω・)/☆゜:。*。☆.。.:*・゜ ゚+..。*゚+。*°
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