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冒険と計算
というのは、故武田泰淳氏の作品名だそうで、現在古書でしか入手不可能な模様。
私は未読なんですが。

これは大変解りやすいなと感じたのは、占星術フィルターで。

「冒険」は木星、射手サイン、9ハウス。
「計算」は土星、山羊サイン、10ハウス。

という具合にさっそく脳内変換されてしまうのです。

これはまさに大人になってからの醍醐味と言えるのでは。
どちらも「意思的」に「やる気」という要素がないと出来ませんね。

愉しく思い描いて、形にするために頑張りたい要素とも言えます。

つまりMC要素なわけですが、その人が現実世界でやってて愉しく前向きになれるけれど、
形に残すにはそこそこハードルや条件設定している場、です。

この地上では常に冒険と計算とが繰り広げられて、丁々発止のやり取りが個人の内側外側で。
思ったことのすべてが叶うとは限らないけれど、
削ぎ落されて残った何かが価値(勝ち?)と取ることも出来ます。

子供や学生の時期ではこの感覚は得られませんから、
ここまで来たか、な印象を得るのは年齢域では木星期の45歳以降。

その時はどんな境遇であれ、自分に取っての豊かさとか余裕とは何か、
「等身大」の自分を知る時期が始まったと言えるのでしょう。

社会という俯瞰する場所を経験した後だからです。

太陽期や火星期というがむしゃらに自分を出してきた時期が終わって、
これからの身体の使い方や頑張りどころが変わっていくと。
ここでリカバリーという時期でもあります。

以前にもエントリーしましたが、
その後に訪れるノードのハーフリターンを迎えるに当たっての準備としてもいいです。
更年期とはなんぞや、というとこの時期に当たります。

木星のディグニティが射手、エクサルテーションが蟹であり、
土星のディグニティが山羊、エクサルテーションが天秤ということは。

共通して言えるのは、これらのサインの空気が持つ意味は、大人の時期を豊かに過ごす鍵。

挟持というのは両方で支え合うという意味だそうですが、
木星と土星は基本支え合わなければ本来の意味を発揮できないとも言えます。

MCは支え合った結果を表示する場でもあるのかもしれません。

「冒険」と「計算」は一人っきりでは出来ない話かもしれません。
頑張る、というのは自分一人だけのためには出来ない話だからです、実は。

個人的ではない、誰か、とか社会や対人関係の最中で初めて発揮しやすいと感じる辺り、
ソーシャルプラネットはパーソナルプラネットの使い方や制御を教える役割を担っているな、
という感じです。

木星土星のどちらもガス惑星で、
太陽や月、水星金星火星といったパーソナルプラネットのような地球型惑星とは別タイプ、
という辺りからしても解りやすいです。

空気を読む、という辺りを教えているのかもしれません。
MCとICの対比を観るとよく解る。
知性を社会に表現するには、まず個人的な感情を無視せず侮らず、真面目に扱う必要がありますが、
その知性と感覚のバランスが上手くいった時、大変ハマった表現を得たりするのです。

それが「的を射る(得る)正鵠を得る」というヤツかも。

人はその時々の空気とタイミングを読み、感じながら、
地上で冒険と計算を愉しみ繰り広げて生きるようです。
最近は
ヒマにあかせて下手ながらもベーコンとか焼豚とか、
ジャムやマーマレード手作りなんてことをしてますが。

https://twitter.com/#!/kuruhowa/status/173475211344228352

カレールーとかもそうなんだけど、
大手食品メーカーのお手軽に使える調味料や、
出来合いですぐ食べられるインスタントものを叩きたがる人の上から目線ぶり、
実に痛い。

メーカーさんの開発とマンパワーをなめてんじゃないぞ、
本気で物を売る、売る物を作る、という力を解らずに小賢しい理屈をこねてんじゃないって思う。

手作り、実践してみて解るのは、そんな企業努力とか組織力のエネルギーだな。

中途半端なエコって一番始末に負えませんが。
未だに「自然派」とか「無添加」変な憧れ持ってると、
逆にそれがブロックになってる現実がもう出来上がった感じ。

とか言ってる間にベーコン仕上がったみたいな。
フライパンで紅茶燻すと部屋中におうのが難点。
そして市販の味に近づくにはまだまだ。

添加物がどうの、波動がどうのという以前に、じゃあ自分はどうしたいのか。

クック○ッドでよくあるな。
もう市販品は変えません!買いません!なんてコメント。
ずいぶんだなーと。
調子に乗ってちゃダメダメ。

手作りのつもりが、材料自体は結構市販品で助けられてるでしょ。
大豆と麹と塩で出来る手前味噌ぐらいならともかく、
醤油までご家庭で醸造してるとは滅多に聞かないし。
有機無農薬たって、作ってるところを逐一見てたわけじゃなし。

自分に合うかどうかの判断も常に変化していくだろうと思います。

シリコンスチーマーやレンジ調理など昔にはなかったお手軽さですが、
ジャムやマーマレードを直火で煮る時の香りは手作りならではかも。
真夏などは熱すぎて無理かもですが。
作る過程の食材の変化など何気に観察しています。 

実践が何よりです。

手作りというのは、ある程度時間の余裕がなきゃ無理、ってイメージあります。
材料揃えるとか準備に手間ひま斯かるのは、実は最初だけで。
後は結構アレンジやそこそこ手抜きでもいいのです。
むしろ、やり方なんていくらでも変えて応用効かせていい。

マニュアル通りでないところを見つける試行錯誤は一つの愉しみでもあり。

応用力は総合力と観てもいいです。

個人チャートでは木星と土星で観ています。
アイディアを膨らませる木星と形にする土星とで作り上げる現実。

土星に合やスクエアなどハードアスペクトが優勢でも意外とこれは使えます。
現実に形にしたいパワーが強い、と。
むしろ問題は以前からエントリーしてる話ですが、木星のハードアスペクトが目立つ場合。
なかなかまとまりや歯止めがつかず、本人がそれを意識しにくいので。

「調子こいてしまいそうな」木星を「引き締めてる」土星。

アイディア倒れだったり、状況を見渡せてるようで全くそれが機能していなかったりします。
実態がよく掴めないと、形にしたり、自分なりの方法論が作れません。

実際性、作り上げて完成させるのが土星なので、
必ずこの二つをコンビネーションとして意識し、使うことです。

暮らしというものに焦点が当たり、マーケットに多大な影響をあからさまに及ぼす昨今ですが、
昔から「家政」という、「家いえ」と「政まつりごと」は切っても切れないわけで。

山羊サインがルーラー土星でエクサルテーション火星。
蟹サインがルーラー月でエクサルテーション木星。

MC-ICの子午線は、現実の見方と対処の仕方、土星と木星の使い方の指標でもあるのです。

木星土星はソーシャルプラネットとして位置づけられて、
普段は公共性の高いことや企業、事業運営に関わったりしますが、
個人レベルでならまさにマネジメント力だろう、と観ています。

その昔の主婦が特に日本では我が家の大蔵大臣などと言われてたりしていましたが、
家事一切を見渡し取り仕切る能力を厳しく問われていた時代とはまた様変わりしているかも。
それでも全体像を把握する、ということは家だろうが社会に出ようが変わりません。

土星は現実に使いやすい。
だけどその冷淡さと厳しさを木星の緩さと包容力がとホッとする空気で、
受け入れやすい環境や成長を促すというところもあります。

完璧を目指すよりも今を愉しんでまあまあのところで余裕もって愉しんだっていいんじゃないの、って。

人の肉体精神は完璧さを目指すと、そこで行き詰まりや閉塞感、つまらなさを感じるので。(土星)
隙や緩さから、次世代へ向けたアイディアや向上発展の糸口が掴めるので。(木星)

人の成長は緩やかなところから何かが育まれるのです。(木星)

月がその人の母親像や家庭環境を表していますが、
そこから家や生活をどう観て運営改善していくか、
木星土星との関連を観ながら指標をたてるわけです。

マネジメントはその人の「普段」の中から既に始まっている話なのです。
プロフィール

Gatos Blancos

Author:Gatos Blancos
占星家

ある日とある街角でタロットカードと西洋占星術の再会から始まったとりとめない憶いの記録

当方では対面、メールでの有料個人セッションのみとなります。
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Webサイト・ブログ、印刷物等への転載はお断りしています。

あしからずご了承下さい。


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