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MISSLIM

70年代、この時代に子供時代を過ごしたからか、このアルバムもまた感慨深い。
二十一世紀とは違うエレガントな風情や贅沢さがあって。
まだこの時代にはバブル経済、その後の様々な崩壊など想像だにしなかったからかもしれない。

「MISSLIM」という言葉になんでだか月と土星なものを感じる。
下手に扱えば泥臭く、垢抜けもせず、感情的過ぎるこの二つのコンビ、
上手く受け入れた途端に都会的ハイセンスな要素に変身する。

月、土星、もしくはIC、MC的な要素を昇華したものが伝統に裏打ちされたモダンさ、
とでもいうのものか。

あの黒いグランドピアノとフォーマルドレスの荒井由実は最高のポートレートの一つ。


この一週間程、道を歩いていて浮かぶのは「目に映る全ての事はメッセージ」という歌詞。

ユーミンのまだ結婚前の荒井由実時代の曲、
このキャラメル・ママのプロデュース時代の音作りが個人的に一番好きだったりする。
調べたら当時のシングルのB面はやっぱりあの「魔法の鏡」だったのか...。
この二曲、アルバムでしか聴いてないくせにどうしてもセットで思い出すのが不思議だった。


TVを観ていて、あるタレントを観た時に、
「何かこいつウザイ、嫌い。」という感情が湧き起こった事があります。
もしかして、とすぐに生年月日を調べてチャートを出したところ、
自分のネイタルの月にそのタレントの土星がタイトに合。

チャートを観ていて我が身を振り返った、と。
嫌いだと思っている理由から、見直す意味は深い。

月と土星、MCとICのテーマは何度も書いて来たけれど、
対抗する存在がある、ということはなんと解りやすいのだろう。

バーバラ・アン・ブレナンの怖れについての言及、
「鏡にしかめっ面しているだけだ。」という言葉まで思い出す。

生き物の眼が外からの光を受けて眼の中に像を結んで映し出す、
それが脳に送られて映像として認識する。
眼の中にちゃんと高性能の鏡があって、それを肉体全体が意識する。

どんな反応をするのか、その結果に至った過程や原因を観ているのは面白い。
結果から、順を追って逆に辿って行くような感じとでもいうのか。

例えば好き嫌いという社会的に観れば子供じみた理屈抜きの感情や、
不平不満を言葉でぶつけられれば、それはそれで面白いぐらい自分に符合する。
そんな存在がどこかから手を替え品を替え現れて観せる、という。

こだわらない、忘れる、受け入れるもしくは赦す、信じる(魚、12ハウス、海王星関連)
という選択はやっぱり凄いなあと思う。
人にはちゃんとそんな機能も最終兵器に備えられているとはねえ...。(`・ω・´)


肉体とか地上にあること、というのがMCとIC、土星と月、が伝えて来ることなのか、
などと丁度ノード軸が山羊と蟹で運行中だからか、そんなことも徒然に思う。

この現実世界があまりに上手くできている事に改めて驚異と感謝が湧き起こる。

この炎天下を日傘して歩いている間に、まあどうでもいいことばっかり浮かぶんだけど。

これは、そんな思いつきや妄想の一つ。

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.27 2010
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いつも二人で(Mars & Venus)

猛暑の折、ついつい涼みがてらに大型書店などで長居してしまう。

そんな先日の事、スピリチュアル系の本の棚からずっと声が聴こえる。

男の子の声で、もう帰ろう、とずっと何度も母親を促している。
この母親がまたどうにも影の薄い感じがする。
肌はノーメイクなのはともかく随分くすんで、着ている服も褪せたような暗い色で。
それがますます肌色を灰色みたいな夢も希望も無さそうな色に見せている。

ぼんやりした表情の冴えない母親の様子で、
手にはクリスタルだかインディゴチルドレンだかの本やら、
パワースポットだの天使が、神社がどうたらなどという文字が、
何冊も抱えた背表紙から見え隠れする。

男の子はまだ三、四歳ぐらいか、電車の絵本を抱えている。
子供は電車好きだよなあ。
面白いよね、先頭車輛や最後尾から観る風景とかね。

その男の子の声が面白かった。
幼児にしてはちょいとハスキーなのだが、底力があるのだ。
どこか充実した壮年期の男性のようなパワフルないい空気がある。
どう観ても幼稚園か保育園児なのだけど。

もう帰ろう、帰ろうよ、とその力強い声で懸命に(というより賢明に)促すのだった。
その子がちょっと離れたとこから観ていても、不思議な事に白く輝いてるような気がした。

もしかしたらこういう母親だから、強い子が傍についているのか。
あの男の子のどことなく白く輝いているようなイメージは、まっさらな生命力ってやつか。

嗚呼、私もとうとう頭おかしくなったかな。
スピにハマっておかしくなった母親を揶揄しているくせに何だお前こそ、
ってセルフツッコミ入るんだけど。
オーラだの幽霊やらお化けなんてTVで言ってるようなことなんぞ、
生まれてこのかた観た事無いけどさ。

その母親が、これまた全く地に足が付いてないみたいな、
どこか幽霊じみている、といえば言い過ぎかもだけど。
だけど、あんなに影薄くてぼんやりしてちゃなあ...。

どっちが大人や保護者なんだか。(´・ω・`)
だけど本当によく出来てるなあ、世の中って。

まあその子のTシャツの色が白っぽいから明るく光ってる、
そう観えたんだろう。
だけど、あの子供のくせに底からグッと湧いて来る生命力とか、
大木の根本をイメージさせるようなあの声、
なんだか忘れられないんだな。

子供は自分を当たり前に肯定しているけど、社会で大人になる事を求められているうちに、
肯定する気分を引きはがされちゃう。
普通はそうなんだけど、中にはそうならずに「遊び」がある人がたまにいる。


同じ年齢でも、立場が同じでもなぜこうも人それぞれ様子が違って見えるのか、
と素朴に思う事しきり。

イキイキ愉しそうだったり、どこか影が薄くて地に足が付いてない感じがしたり。
実年齢が同じでもなぜこうも見た目が違ってたり、とか。


男性だと特に火星、女性だと金星が上手く使えているかどうか、かもしれない。

男性性、女性性でも太陽と月は社会が求める要素だけど、
火星、金星はその人の原始的な性の匂いがします。
生物のオスメスのマークも♂♀だし。

火星と金星、やっぱり性ホルモンかな。

その人のイキイキってやっぱりホルモンじゃないかと思うのです。
善い意味で主婦でも女を意識している人だと、そこそこ流行を取り入れて、
普段でもやりくりして買った安い洋服でも小綺麗だったり可愛く着こなしてたり。

普段の買い物や家事でも流行をちょっと入れたメイクや、
すっきりした髪型やまとめ髪してて愉しそうに見えたりというのは、
その人が月だけじゃなくて金星を大事にしているからじゃないかな。

母親を表す月ばかりがネイタルチャートで強過ぎたりすると、
感情的になるだけじゃなく、どこか泥臭くなりがちだったりします。
月と金星が共に上手く使えている人だと、可愛げのある洒落た奥さん、お母さんという風情。

子供の側からしても、自分で自分を愉しくしているお母さんの様子を観ている方がほっとするんですよね。

きっとあのパワフルな声とピカピカの光をまとってそうな男の子も、
スピ系にハマるよか、お母さんに可愛くイキイキして欲しかったのかな、とか思ったり。

金星は可愛げの☆\(`・ω・´)

周囲がなんと言おうとその人がハードアスペクトであっても金星を大事にしていると、
最初は不器用でも上手く使うコツが掴めて来ると思う。
そしてその一方で火星も意識していると刺激があっていいのだと。

男性でもそう。
火星がちゃんと上手く使えている人がイキイキしているような。
もうオッサンだから、などと口で言ってても魅力的な男性というのは、
火星も金星もちゃんと意識しているらしい。

歳取ってても、どこか気が利いててその人なりにお洒落でいい感じ、というキャラクター。

やっぱりチャーム魅力、というのは金星。 
火星が活気と色気を出していい具合に刺激してくる。

この二つの星が普段の生活に張りや彩りを与えるんだろうなあ、と思います。
現世を愉しむ才能、として観ています。

どんな立場、状況でも自分を愉しく。
イキイキワクワクを後押しする金星と火星は恋愛だけじゃなく、
普段のお洒落や生活スタイルに取り入れている人はいつまでも若々しいです。

その若さは生々しさ、善い意味でライヴ感を感じさせてくれる様で。

火星と金星、男女が出逢って恋愛な空気で盛り上がる、というイメージ。
ネイタルでこの辺りを観察してみると、自分の現世でのイキイキワクワクときめき感が解ったり。


水星も若さを表すけどこっちは好奇心とか知識欲かな、中性的になります。

.24 2010
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Grace

占いと言うものに正面から取り組む様になってから思い出した事が。

実は私の本名は占いで名付けられたと言う話。
子供の頃、親から自分の名前の由来を尋ねた時に解った事だったんですが。

話の内容を思い出すと、どうも周易だったらしい。
その先生は目の前で幾つかの木の棒をカチャカチャと動かして、
この子にはこの名前が善い、と。
おそらくそれは算木だったんでしょう。
幾つかの候補のなかから、選ぶといったところだったのか。

その後、大人になってからはすっかり忘れてたものの、
西洋占星術で本格的にチャート手書きして観て貰うようになったのですが、
その先生は宿占は西洋占星術、卜占では周易だったんですね。
通常は自分もそうだけど、占星術師ならばタロットカードを卜占でやる。

当時は易とか東洋系の占いは自分には合わないような気がしていたので、
結果を聴いても正直、心に響く感じはしなかったんですが。

彼女がなぜタロットではなく周易を選んだのかを尋ねてみればよかったなあと思う。
その後その先生は引っ越しされたので、逢う機会も無くなってしまった。

ひさしぶりにひなえもんさんの日記拝読していたら、易にまた触れる事があるのかなあ、などと。
自然の事象で人の心の動きを上手く表しているんだなあ。
などと卦がさっぱり頭に入らないなりに黄 小娥さんの「易入門」を読んでて漠然とそう感じたり。

夕べ、ハインデルタロットを使ったりしたからかもしれません。
展開したカードのなかで、一枚でも気になるカードをじっと見つめてみるのは面白い。
タロットの絵やシンボルに自己流でも観察してみると、心が静かになっていきます。

面白い事に、普段使いのアクエリアンでもこのところ「節制」がよく出て来る。

心身のバランスというと、能動的になら11、もしくは8の「正義」、受動的には14の「節制」。
そんなざっくりとしたイメージ。
ハインデルタロットだと、「節制」はAlchemyと置き換えられてたり。
シンボルは従来の節制と同じく射手サイン。

数秘術でなら14は海王星の数字7の倍数、もしくは11+3、12+2と解釈もできる。
他にも色々解釈次第で面白いと思う。

Alchemyの絵柄は最も抽象的でますます靄が掛かったみたいな感じで、
浮かび上がって受け取るイメージが面白い。

なんとなく、「恩寵」という言葉も浮かんで来る。

どのデッキでも、「節制」に当る14番の大アルカナは「優雅」な「恩寵」を受けるイメージ。

静かにその場で自然と受け取っているような。
.18 2010
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星匠

HJ.jpg

夏越しの大祓とかあちこちで行われたのも、いつの間にか行きそびれてたりして。
去年の七夕の時期は松尾大社と月読神社に行ったなー、などと思い出していましたけど。

中野シズカさんの新刊「星匠」を読んで過ごす、というのが今年の七夕でした。
今回のも星がコマのあちこちに散りばめられた素敵作品群。

中野さんのスクリーントーンのテクニックを駆使した硬質な絵柄で、
欧州のどこか街角からこの国の「ゲゲゲ」な世界のお話まで。
展開されるのは、どこか湿っぽい懐かしの感覚世界。

書き下ろしの表題作は、シャーマニズムがテーマかもしれない、
って書くと大層なお話みたいですが、アーノルド・ミンデルなどのような学術的な空気を出さずあっさりと。

シャーマンというと個人的に何かを使役する、もしくは使役される側になるかならないか、
みたいな強烈な力関係での下克上みたいなとこを感じさせられがちですが。
そんなの本当はどっちでもいい話かもしれない。
なんにしてもその時の自分にとってやりやすい方法や立場を選択しただけ、という気がする。



松谷みよ子氏のエッセイもそうだけど、異界と日常世界との間を分断しない感覚、というのは豊穣で、
限界とか境界線といわれるものが無くなる感じがします。
ファンタジーは海王星要素だけど、やっぱり独特の水気、湿り気や動きを伴いやすい。

それがどの程度、鮮やかに感じ取れるか取れないか、信じるか信じないかはさておき。
こんな感覚と戯れてみたい、必要な気がする、という人間が大昔からずっと生きている

水木先生や赤塚先生の時も思うんだけど、こういう作品を読んだ時に、絵の力って余りにも大きい。
視覚に訴えるとイメージ限定されるんじゃないかという危惧も無いではない。

それでも人が大昔から望んでいた何処かに導くような「何か」に溢れた世界観に出逢うというのは、
やっぱり至福なんですなー...。

水気を含んで柔らかく豊穣な空気を味わう、というのは人が自らの海王星要素を愉しんでる時。

「おはなし」メルヒェンと呼ばれるものがどこかに繋がったり続く道筋を照らし出す事がある。

善いとか悪いとか、その時の人の感情や気分だけでの判断など超えていけそうな空気の作品に触れる、
それもまたこの現実世界に生まれて来た愉しみの一つ、ぐらいに。

。.:*:・'゚☆。.:*:・'゚ 。.:*:・'゚☆。.(ノ´・ω・`)ノ(`・ω・´)ノ☆ 。.:*:・'゚☆。.:*:・'゚ 。.:*:・'゚☆。.


.09 2010
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Gatos Blancos

Author:Gatos Blancos
占星家

ある日とある街角でタロットカードと西洋占星術の再会から始まったとりとめない憶いの記録

当方では対面、メールでの有料個人セッションのみとなります。
ブログ上でのコメント欄での一個人のリーディング依頼はお受けいたしかねます。

Webサイト・ブログ、印刷物等への転載はお断りしています。

あしからずご了承下さい。


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